2017年03月06日 (月) | Edit |
2年程お休みしている間に、釣り戦法を巡る環境もだいぶ代わりました。
これまで触れてなかった部分での変化をまとめておきます。
1、鉄壁・見切兵の常識化・狙撃兵の増加
2017年2月現在、その他枠の兵(弓、槍等)は、鉄見所持が常識となっており、武将や虚報等でも導入が進んでいます。釣り側も、弾かれたり、閉じ込められたりするリスクは、当然の前提となっています。
また、同様に狙撃兵も常識化されており、上位軍はどこも1~2体はいるようです。
なお、前回の記事までで、考慮されていた「対正攻法に弱くなる」云々の話は話題にさえ上がることは無くなっています。
2、忍者釣りの減少
2年前は、鉄壁見切、作戦砲撃が普及しはじめ、餌忍が弾かれ騎馬突撃時にまだ多数の砲撃隊が陣前に残り、事故死が多発しはじめたころでした。そのせいで、鉄砲・焙烙に強い自操作影走釣りに切り替える軍が続出していました。
しかし、鉄壁・見切に対しては、やはり弱く、また4マス突撃制限もあり、騎馬釣りほどの絶対性はなく、下記端釣りの登場により、現在ではだいぶ減っています。
3、端釣りの登場、作戦砲撃・守備迎撃忍者の無効化。
現在釣り技術も一層洗練されています。
特に大きいのが、
すなわち現在では、
主に画面端で活動することから、「端釣り」と呼ばれることが多いです。
これもあって、上記の忍者釣りと騎馬釣りのメリットデメリットの比率が変わり、2017年2月現在は、騎馬釣りが主流となっています。
槍撃の増加の影響で、騎馬の天敵である焙烙が減っているのも大きいのかも知れません。
4、待機砲撃再び
端釣りの登場により、作戦砲撃の利点はほぼなくなり、だったら待機でいいということで、あらかじめ釣られること前提で待機砲撃を前に出すタイプも増えています。
もともとは、自操作狙撃対策で始まったようですが、副産物として、案外釣りにも有効だったという発展の仕方を遂げています。
餌忍にあえて食いつくことにより、倒すというよりも、退却命令を何度も阻害する効果がメインです。
現状では、もともとの狙いである自操作狙撃対策のため、待機砲撃が主流ですが、待機狙撃でも狙えそうなので今後発展が見込まれます。
5、待機忍者の価値上昇・守備迎撃忍者の価値は大幅ダウン
作戦が無効ということで、これまでの花形であった守備・迎撃忍者の価値が下がり、唯一「待機忍者」だけが変わらぬポジションを維持し、相対的に価値が上昇しています。
全体的な傾向ですが、作戦忍者偏重という流れも、ここにきて初めて止まったのではないでしょうか。
もう一方の主流戦法である自操作狙撃では、「突進」技能が最重要であり、作戦忍者が対釣りで無効(効果減少)になった以上、半端な性能の作戦忍者にこだわるより、「突進」を含めたフルスペックの突撃忍者を重視して「往復ビンタ(被対戦で負け、対戦でも負ける)」だけは避けようという考えもあるのかもしれません。
6、待機騎馬の4マス目配置の定跡化
いつ頃定着したのかは不明ですが、
そのため、端釣り対策として、上下どちらかは、待機騎馬を配置することにより、シャットアウトするのが定跡化されています。
結界を持っている軍でも、禄高的には苦しくても導入しているほどなので、効果的なのでしょう。
7、待機槍撃の増加
もともと、釣られにくさには定評のあった槍撃が、上位軍でも常識となっています。
いわゆるクラシック分離と呼ばれる戦法を使う軍がいないので、当然の流れと言えます。
8、「重ね」(埋め)の定跡化
端釣りの登場で、実質釣り対策は皆無になっています。
そこで、昔からあるバグ技である「重ね技」を使って、陣前防御するのが定跡となっています。
騎馬自体が、4マス内での突撃可能など、バグ兵と言えるので、しょうがないかなと思います。
自操作釣り対策にもなっており、現状2~3体程度の重ねですが、今後は更に増加する傾向にあると思います。
重ねの組み合わせとしては、動かないこと前提の武将・虚報のセットが主流ですが、射程が短く動かないことの多い焙烙(しかも騎馬に強い)なども選択肢としてあり得るので、今後の研究次第で増えることが予想されます。
大まかな理解として、
釣り側の主流は、
今後の予想ですが、例えば「待機忍者4体」「重ね4を2セット」というような流れが最強ということになるかもしれません。
場合によっては、忍者枠・鉄砲枠を減らしてでも、槍撃(待機忍者が出るまでのつなぎ)を増やすというような選択肢も普通に出てくると思います。
これまで触れてなかった部分での変化をまとめておきます。
1、鉄壁・見切兵の常識化・狙撃兵の増加
2017年2月現在、その他枠の兵(弓、槍等)は、鉄見所持が常識となっており、武将や虚報等でも導入が進んでいます。釣り側も、弾かれたり、閉じ込められたりするリスクは、当然の前提となっています。
また、同様に狙撃兵も常識化されており、上位軍はどこも1~2体はいるようです。
なお、前回の記事までで、考慮されていた「対正攻法に弱くなる」云々の話は話題にさえ上がることは無くなっています。
2、忍者釣りの減少
2年前は、鉄壁見切、作戦砲撃が普及しはじめ、餌忍が弾かれ騎馬突撃時にまだ多数の砲撃隊が陣前に残り、事故死が多発しはじめたころでした。そのせいで、鉄砲・焙烙に強い自操作影走釣りに切り替える軍が続出していました。
しかし、鉄壁・見切に対しては、やはり弱く、また4マス突撃制限もあり、騎馬釣りほどの絶対性はなく、下記端釣りの登場により、現在ではだいぶ減っています。
3、端釣りの登場、作戦砲撃・守備迎撃忍者の無効化。
現在釣り技術も一層洗練されています。
特に大きいのが、
を利用して、作戦砲撃、作戦忍者を無効化する手法が一般化されたのが大きいです。餌忍を迎撃・守備範囲に侵入させた後すばやく退避させ、画面端の迎撃・守備範囲外で一旦待機することにより、守備側の作戦兵が敵陣に向かってしまうという挙動
すなわち現在では、
という流れになっています。・1度目の餌忍侵入で作戦兵を釣り(直接攻撃不要)
・2度目に外壁兵を釣る
主に画面端で活動することから、「端釣り」と呼ばれることが多いです。
これもあって、上記の忍者釣りと騎馬釣りのメリットデメリットの比率が変わり、2017年2月現在は、騎馬釣りが主流となっています。
槍撃の増加の影響で、騎馬の天敵である焙烙が減っているのも大きいのかも知れません。
4、待機砲撃再び
端釣りの登場により、作戦砲撃の利点はほぼなくなり、だったら待機でいいということで、あらかじめ釣られること前提で待機砲撃を前に出すタイプも増えています。
もともとは、自操作狙撃対策で始まったようですが、副産物として、案外釣りにも有効だったという発展の仕方を遂げています。
餌忍にあえて食いつくことにより、倒すというよりも、退却命令を何度も阻害する効果がメインです。
現状では、もともとの狙いである自操作狙撃対策のため、待機砲撃が主流ですが、待機狙撃でも狙えそうなので今後発展が見込まれます。
5、待機忍者の価値上昇・守備迎撃忍者の価値は大幅ダウン
作戦が無効ということで、これまでの花形であった守備・迎撃忍者の価値が下がり、唯一「待機忍者」だけが変わらぬポジションを維持し、相対的に価値が上昇しています。
全体的な傾向ですが、作戦忍者偏重という流れも、ここにきて初めて止まったのではないでしょうか。
もう一方の主流戦法である自操作狙撃では、「突進」技能が最重要であり、作戦忍者が対釣りで無効(効果減少)になった以上、半端な性能の作戦忍者にこだわるより、「突進」を含めたフルスペックの突撃忍者を重視して「往復ビンタ(被対戦で負け、対戦でも負ける)」だけは避けようという考えもあるのかもしれません。
6、待機騎馬の4マス目配置の定跡化
いつ頃定着したのかは不明ですが、
という仕様が確認されたようです。(私自身は持ってないので、確認はできていない。)陣前から4マス目(4マス目以上)に配置した待機騎馬は、いかなることがあっても釣られない
そのため、端釣り対策として、上下どちらかは、待機騎馬を配置することにより、シャットアウトするのが定跡化されています。
結界を持っている軍でも、禄高的には苦しくても導入しているほどなので、効果的なのでしょう。
7、待機槍撃の増加
もともと、釣られにくさには定評のあった槍撃が、上位軍でも常識となっています。
いわゆるクラシック分離と呼ばれる戦法を使う軍がいないので、当然の流れと言えます。
8、「重ね」(埋め)の定跡化
端釣りの登場で、実質釣り対策は皆無になっています。
そこで、昔からあるバグ技である「重ね技」を使って、陣前防御するのが定跡となっています。
騎馬自体が、4マス内での突撃可能など、バグ兵と言えるので、しょうがないかなと思います。
自操作釣り対策にもなっており、現状2~3体程度の重ねですが、今後は更に増加する傾向にあると思います。
重ねの組み合わせとしては、動かないこと前提の武将・虚報のセットが主流ですが、射程が短く動かないことの多い焙烙(しかも騎馬に強い)なども選択肢としてあり得るので、今後の研究次第で増えることが予想されます。
大まかな理解として、
釣り側の主流は、
であり、これに対抗する守備側は、騎馬による端釣り(作戦無効化・2段釣り)
で対抗しているのが、現状といえます。・餌忍対策としての前出し待機砲撃(自狙対策でもある)
・中枢防御のための、虚報武将までの鉄壁・見切化
・陣前重ねによる騎馬突撃の時間稼ぎ
・保険のための狙撃
今後の予想ですが、例えば「待機忍者4体」「重ね4を2セット」というような流れが最強ということになるかもしれません。
場合によっては、忍者枠・鉄砲枠を減らしてでも、槍撃(待機忍者が出るまでのつなぎ)を増やすというような選択肢も普通に出てくると思います。
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自操作狙撃対策その1≫
この記事へのコメント
詳細に、かつ分かりやすくまとまっていて良い記事だと思いました。釣り対策とは直接関係ないですが、いくつか捕捉を。
・端釣りの増加について
各方面での動画やブログ等の活動により、端釣りへの理解自体は広まっています。しかし、使っている軍はごく僅か(上位常連の中の割合で見るとある程度の数ではあるが)で、この対策に特化したもの(待機砲撃の前出し等)は、真ん中からの餌に対してデメリットが存在します。
また、端釣りは当初餌を引いて守迎兵を釣る動きはせず、端からそのまま餌で釣りに行く形で、そこから変化して今に至ります。
・待機騎馬の4列目について
分かっている上で書いていないのかもしれませんが、待機に限らず突撃、守備、迎撃でも同じく4列目以降では攻撃を受けても釣られません。これは「騎突」という技種特有の仕様(バグ?)と思われます。
・端釣りの増加について
各方面での動画やブログ等の活動により、端釣りへの理解自体は広まっています。しかし、使っている軍はごく僅か(上位常連の中の割合で見るとある程度の数ではあるが)で、この対策に特化したもの(待機砲撃の前出し等)は、真ん中からの餌に対してデメリットが存在します。
また、端釣りは当初餌を引いて守迎兵を釣る動きはせず、端からそのまま餌で釣りに行く形で、そこから変化して今に至ります。
・待機騎馬の4列目について
分かっている上で書いていないのかもしれませんが、待機に限らず突撃、守備、迎撃でも同じく4列目以降では攻撃を受けても釣られません。これは「騎突」という技種特有の仕様(バグ?)と思われます。
丁寧な補足ありがとうございました。
助かります。
助かります。
2017/03/19(日) 01:53:53 | URL | くじらっぴ #-[ 編集]
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